今回の記事は次のような人におすすめ!
- Kindle Oasis の使用感が気になる方
- Kindle Oasis のリアルなメリット・デメリットを知りたい方
- Kindle Paperwhite と悩んでいる方
本記事では、新型 Kindle Oasis(第 10 世代)を使い続けて感じたメリット・デメリットを本音ベースで語りました。
Kindle Oasis を購入する判断材料の 1 つになれば幸いです!
Kindle Oasis とは?の記事も併せてご覧ください!
【第10世代】新型 Kindle Oasis の特徴や料金・他モデルとの違いなど解説!【本音】Kindle Oasis のメリット
👇Kindle Oasis のメリットは 5 つです!
- 腕や手の負担が少ないほどの軽量サイズ
- 持ちやすいデザイン
- 地味に使いやすいページ送りボタン
- マンガも読みやすくなったディスプレイ
- 鮮明な明るさも生み出せるディスプレイ
それぞれ、解説していきます。
腕や手の負担が少ないほどの軽量サイズ
私が Kindle Oasis で最も気に入っている点は、手に収まるくらいのサイズと軽さです。なぜなら、長時間、読書していても、手や腕が疲れないからです。
紙の本とは異なり、Kindle 端末は基本的に片手で持つことが多く、手や腕への負担を感じやすい性質がありました。
これでは読書に集中できないですよね?
Kindle Oasis は体への負担を減らするほどの軽量サイズで、読書に集中できる端末と感じています!
持ちやすいデザイン
Kindle Oasis は軽量サイズな上に、読書しやすいデザインになっています。
また、Kindle Oasis の裏側には指が引っかかる取っ手があり、手にフィットするほど収まりが良いです!
軽量サイズと手に取りやすいデザインによって、Kindle Oasis は心地よい読書体験を創り出していると実感しています。
今まで負荷の大きかった片手持ちも余裕です!
長時間の読書も集中できるサイズとデザインは、他のモデルにない Kindle Oasis の圧倒的な魅力です!
地味に使いやすいページ送りボタン
今まではスワイプによって、本の次ページや前ページに移動していましたが、ディスプレイの誤認識などによって、うまくページ移動できないことも多々あったんですよね。
Kindle Oasis にページ送りボタンが搭載されており、“確実” なページ移動が可能になり、ノンストレスになりました!
また、自動回転の機能も搭載されており、右利き・左利き、どちらにも対応しています。
手にフィットする場所にページ送りボタンがあるため、自然にページ送りできる点も Good!
マンガも読みやすくなったディスプレイ
Kindle Oasis は他のモデルと比べて、ディスプレイの横幅が大きくなり、本全般がより読みやすくなっています。
特にマンガや雑誌といった画像ベースの本は、読みやすさの違いを感じやすいです。
軽量サイズを実現しながらも、ディスプレイの横幅を大きくしたことは “あっぱれ” の一言に尽きます!
鮮明な明るさも生み出せるディスプレイ
Kindle Paperwhite はフロントライトに LED が 17 コ搭載されているのに対し、Kindle Oasis は LED が 25 コ搭載されています。
そのため、暗い環境であっても、より明るいディスプレイで読書することも可能です!
お好みで、明るさを細かく調整(0 ~ 24 の 5 段階)できるようになりました!
【本音】Kindle Oasis のデメリット
👇Kindle Oasis のデメリットは 4 つです。
- 機能の割に、価格が高すぎる
- Kindle Paperwhite よりもバッテリー持ちが悪い
- 充電ケーブルが USB-C ではなく micro USB
- 内部処理のスピードが、今までと同じくらい
順番に解説していきます!
機能の割に、価格が高すぎる
Kindle Oasis の定価(オプションなし)は ¥29,980(税込)と、非常に高価です。
👇他のモデルと比較してみると、明らかでしょう。
モデル | 定価(税込) | Kindle Oasis との差額 |
---|---|---|
Kindle Oasis | ¥29,980 ~ | ± 0 |
Kindle Paperwhite シグニチャーエディション | ¥19,980 ~ | – ¥10,000 |
Kindle Paperwhite | ¥14,980 ~ | – ¥15,000 |
Kindle | ¥8,980 ~ | – ¥21,000 |
Kindle Oasis は Kindle 端末の最上位モデルのため、高価格も納得です。しかし、コスパの観点で考えると、Kindle Paperwhite が最強すぎて、Kindle Oasis のコスパは見劣りしますね…。
個人的には、これだけ高価格であれば、内部処理が速くなる等の性能アップもしてほしかったですね。
Kindle Paperwhite よりもバッテリー持ちが悪い
👇バッテリー持ちに関して、公式ではこのように記載されています。
1 回の充電で最大 6 週間利用可能 (明るさ設定 13、ワイヤレス接続オフで 1 日 30 分使用した場合)。
Kindle Oasis | Amazon.co.jp
ライトの設定やワイヤレス接続の使用状況によって利用できる時間は異なります
しかし、実際に wifi オンの状態で 1 日 1 時間くらい使用していると、約 4 ~ 5 日くらいしか持ちませんでした。
👇調べてみると、Kindle Oasis のバッテリー性能は Kindle Paperwhite よりも劣ります。
モデル | バッテリー持ち 明るさ設定 13 で ワイヤレス接続オフで 1 日 30 分使用した場合 |
---|---|
Kindle Oasis | 最大 6 週間 |
Kindle Paperwhite シグニチャーエディション | 最大 10 週間 |
Kindle Paperwhite | 最大 10 週間 |
Kindle | 数週間 |
軽量サイズにしたためにバッテリー持ちが悪くなっているので仕方ないですが、旅行などの遠出では不安がやや残りますね…。
充電ケーブルが USB-C ではなく micro USB
Kindle Paperwhite は充電ケーブルが USB-C であるのに対し、Kindle Oasis は micro USB です。
個人的には、スマホや PC など USB-C ケーブルで統一されているため、「micro USB は使い勝手が悪いなぁ…」と感じています。
Kindle Paperwhite のように、USB-C にしてほしかった(泣)
内部処理のスピードが、今までと同じくらい
Kindle Oasis の内部処理のスピードは、他のモデルと変わりません。高価になったからこそ、内部の性能も上げてほしかったです。
Kindle 端末のページ移動やタブ切り替え(ホーム ↔ ライブラリ等)は、スマホの Kindle アプリと比べて、ストレスをやや感じるほど遅い(もっさり)です。
スマホに劣ることは承知ではありますが「最上位モデルであるなら、内部の性能を少し改善してほしいなぁ…」と個人的に感じています
内部処理のスピードがノンストレスになれば、Kindle Oasis は “神機” になるでしょう。
次世代のモデルに期待です!
👇一旦、メリット・デメリットのまとめ
- 腕や手の負担が少ないほどの軽量サイズ
- 手にフィットするデザイン
- 地味に使いやすいページ送りボタン
- マンガも読みやすくなったディスプレイ
- 鮮明な明るさも生み出せるディスプレイ
- 機能の割に、価格が高すぎる
- Kindle Paperwhite よりもバッテリー持ちが悪い
- 充電ケーブルが USB-C ではなく micro USB
- 内部処理のスピードが、今までと同じくらい
Kindle Oasis はこんな方にオススメ
- Kindle のヘビーユーザー
- スワイプでのページ移動にストレスを感じている
- Kindle 端末の重さに違和感を感じている
- Kindle 端末で、マンガや雑誌をよく読む
- 価格よりもスペックを優先したい
総じて、Kindle Oasis は魅力的な Kindle 端末ですが、ヘビーユーザー向けという印象です!
コスパを求める場合やちょっと読書するくらいなら、Kindle Paperwhite でも十分と感じます。
コスパは微妙と感じながらも、Kindle Paperwhite よりも持ちやすい上にページ送りボタンが優秀で、メイン機は Kindle Oasis になっています!
おわりに
- Kindle Oasis は最上位モデルに相応しい端末
- とはいえ、デメリットもあり、コスパは微妙
- Kindle Oasis はヘビーユーザー向け
Kindle Oasis の購入を悩んでいる方の参考になれば幸いです!