今回の記事は次のような人におすすめ!
- Kindle Oasis と Kindle Paperwhite で、悩んでいる方
- Kindle Oasis と Kindle Paperwhite のリアルな違いを知りたい方
- Kindle 端末の購入で失敗したくない方
Kindle Oasis と Kindle Paperwhite、どっちを買うべきか、悩みますよね。
本記事では、両者の性能や速度、使い勝手など気になる部分を実機で徹底比較。比較項目は、なんと 10 コです!購入の参考になれば幸いです。
各モデルの本音レビューもまとめているため、併せてご覧ください!
【本音レビュー】Kindle Paperwhite(第11世代)はおすすめ?メリット・デメリットまとめ 【本音レビュー】新型 Kindle Oasis はおすすめ?メリット・デメリットまとめ【第10世代】目次 非表示
性能や定価のザックリ比較
👇まず、Kindle Oasis と Kindle Paperwhite の違いをザックリまとめたものがこちら!
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite シグニチャーエディション | |
---|---|---|---|
定価の最安値(税込) | ¥29,980 | ¥14,980 | ¥19,980 |
ディスプレイサイズ(インチ) | 7.0 | 6.8 | 6.8 |
解像度 (ppi) | 300 | 300 | 300 |
フロントライト LED 個数 | 25 | 17 | 17 |
充電ケーブル | micro USB | USB-C | USB-C |
防水機能 | ◯ | ◯ | ◯ |
色調調節ライト | ◯ | ◯ | ◯ |
明るさ自動調整機能 | ◯ | × | ◯ |
人間工学的デザイン | ◯ | × | × |
ページ送りボタン | ◯ | × | × |
カラー | グラファイト | ブラック | ブラック |
バッテリー持ち | ▲ | ◯ | ◯ |
ここから、文面だけでは伝わりにくい両者の違いを実機を使って、深堀りしていきます。
実機で深堀り比較!
1. サイズの比較
まず、サイズの比較ですが、両者ともに同じくらいでした。厳密には Kindle Oasis の方がやや横幅が大きいのに対し、Kindle Paperwhite の方がやや縦長に大きいです。
また、厚みに関しては Kindle Oasis の方が薄いです!
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | |
---|---|---|
縦幅 × 横幅 (cm) | 15.9 × 14.1 | 17.4 × 12.5 |
厚み (cm) | 0.34 | 0.81 |
2. 重量の比較
重さを比較すると、両者ともに 200g 前後で圧倒的に軽いことがわかります。
なんと Kindle Oasis は iPhone 11 Pro よりも圧倒的に大きいにも関わらず、同じ重さです!
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | |
---|---|---|
重量 (g) | 188g | 205g |
実は、手で持ってみると、Kindle Oasis が異次元の軽さに感じます。
というのも、Kindle Oasis は手で持つ方に重さが偏っている(良い意味で)ため、軽く感じるのです。
3. デザインの比較
デザインは Kindle Oasis が正方形、Kindle Paperwhite は縦長の長方形に近いです。
また、色味は Kindle Oasis は高級感が溢れるグラファイトに対し、Kindle Paperwhite はクールなブラックになります。
表面は両者ともに、フラット(フラットベゼル)なため、ディスプレイが浮くこともなく、読書に集中しやすいです。
背面は Kindle Oasis は手に引っかかるように、凹みがあるデザインになっています。また、素材はアルミニウムのため、手触り感はツルツルです!
一方で、Kindle Paperwhite の背面は、シンプルな平面になっています。また、Kindle Oasis とは真逆で、マットな素材(光沢がなく、指に馴染む感じ)です。
電源の位置は Kindle Oasis は上側面(右利きの場合)にありますが、Kindle Paperwhite は下側面に設置されています。
好みの問題ですが、電源ボタンはスマホなど上側にあることが多いため、Kindle Oasis の方が馴染みますね!
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | |
---|---|---|
色味 | グラファイト(ダークグレー) | ブラック |
素材 | アルミニウム | マットな素材 |
光沢 | あり | なし |
形状 | 正方形 | 長方形(縦長) |
電源の位置 | 上側面(右利きの場合) | 下側面 |
4. 処理速度の比較
👇Kindle Oasis と Kindle Paperwhite の動作速度を比較した動画はこちら!
結論、そこまで大きな差はありませんでした。
逆に言えば、Kindle Paperwhite は Kindle Oasis と同等の処理速度があるということです!
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | |
---|---|---|
処理速度 | ◯ | ◯ |
個人的には、Kindle Oasis は価格が高い分、処理速度を上げて欲しいですね…
まだまだ速度は伸び代があるため、今後の次世代機に期待!
5. ディスプレイの比較
Kindle Oasis の方が Kindle Paperwhite よりディスプレイサイズがほんの少し大きい(0.2 インチ分)ですが、違いはそこまで感じられません。
出典:スティーブズ1 / 睡眠こそ最強の解決策である
また、明るさを最大値にした時、Kindle Oasis の方がほんの少し明るいです!
Kindle Paperwhite は Kindle Oasis よりも明るさの最大値は劣るものの、十二分に使える明るさです!
一方で、Kindle Oasis は明るさを最大値にした時、やや眩しく感じるため、差別化の要因にはなりにくいでしょう(個人差あり)
色の暖かさの最大値に関しては、両者ともに同じです。
結論、Kindle Oasis の方がディスプレイのスペックは高いものの、そこまで大差はありません。
昔のモデルと比べると、どちらも優秀です!
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | |
---|---|---|
ディスプレイサイズ(インチ) | 7.0 | 6.8 |
明るさの最大値(体感) | 明るすぎるくらい、明るい | 十分、明るい |
色の暖かさの最大値 | 十分、温かい | 十分、暖かい |
Kindle Oasis には、明るさ自動調整機能がありますが、おまけに近い機能です。
むしろ、明るさが勝手に切り替わって、ストレスが溜まることも。バッテリー消耗も大きくなるため、私はオフにしています。
6. 持ちやすさの比較
Kindle Oasis は人間工学に基づいたデザインだけあって、本当に考え抜かれています!
背面の凹みが取手のようになるため、手にフィットしやすいです。片手持ちも余裕!
Kindle Oasis は重みが手に持つ部分に集中しているため、手や腕への負荷が少なくなります!
そのため、長時間、片手持ちで読書していても疲れにくいです。
また、電源ボタンも上側(右利きの場合)にあるため、片手持ちの状態でも、人差し指で簡単に電源オン・オフできて、使いやすいです。
一方で、Kindle Paperwhite は大きめなスマホ(タブレット)を持っているような感覚です。Kindle Oasis よりも、持ちにくく、重く感じやすいです。
電源ボタンも利き手に関係なく、下側面にあります。親指で簡単に押したいところですが、片手持ちではバランスを崩しやすいため、もう片方の手で支える等、ひと手間が必要です。
結論、Kindle Oasis の方が持ちやすく、使いやすいです!
人間工学に基づいたデザインであることも納得!
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | |
---|---|---|
片手持ち | ◎ | ◯ ~ ▲ |
手・腕への負担の少なさ | ◯ | ▲ |
手のフィット感 | ◎ | ◯ |
7. ページめくりの比較
Kindle Oasis には、ページ送りボタンが搭載されており、スワイプやタップしなくても、手の近くにあるボタンを押すだけで、次ページ or 前ページに進めます。
また、自動回転の機能も搭載されており、右利き・左利き、どちらでも問題ありません!
一方で、Kindle Paperwhite は従来通り、スワイプ or タップでページめくりをします。
スワイプ or タップでも良いのですが、思うようにページめくりできないケースが稀にあるため、割とストレスでした。
一方で、Kindle Oasis のページ送りボタンは、確実にページめくりできて、ノンストレスです!
結論、Kindle Oasis の方がページめくりしやすい印象です!
持ちやすい上にページめくりのストレスがないため、私は Kindle Oasis が大好きです(高いけど)
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | |
---|---|---|
ページめくり | ◎ | ◯ ~ ▲ |
8. バッテリー持ちの比較
バッテリー持ちを比較すると、Kindle Paperwhite の方が 約 1.65 倍も長持ちします!
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | |
---|---|---|
バッテリー持ち 明るさ設定 13 で ワイヤレス接続オフで 1 日 30 分使用した場合 | 最大 6 週間 | 最大 10 週間 |
実際に使ってみると、Kindle Oasis は軽量化と引き換えに、バッテリー性能は微妙…。また、明るさ自動調整機能によって、バッテリー消費もより多い気がします。
1日 1 ~ 2 時間くらい Wifi オンで読書していると、充電の頻度が Kindle Oasis は 2 ~ 3 日に 1 回に対し、Kindle Paperwhite は週 1 くらいの頻度になります。
バッテリー持ちは Kindle Paperwhite が圧勝です!
Kindle Oasis のバッテリーは、やや貧弱な印象を受けますね…
9. 充電ケーブルの比較
充電ケーブルは Kindle Oasis は micro USB に対し、Kindle Paperwhite は USB-C です。
今まで Kindle 端末の充電ケーブルは micro USB でしたが、Kindle Paperwhite(第 11 世代)から 今どきの USB-C になりました!
最近は USB-C で充電するガジェットが多いため、Kindle Paperwhite は魅力的です!
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | |
---|---|---|
充電ケーブル | micro USB | USB-C |
10. 定価の比較
定価ですが、Kindle Oasis は Kindle Paperwhite よりも ¥15,000 も高いです。
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | |
---|---|---|
定価 | ¥29,980~ | ¥14,980~ |
Kindle Paperwhite は価格の割に、高性能で完成度が高い印象です。
一方で Kindle Oasis は高級な Kindle 端末になりますが、使い勝手はピカイチ!
比較のまとめ
👇実機で深堀りした比較をまとめた表がこちら!
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | |
---|---|---|
縦幅 × 横幅 (cm) | 15.9 × 14.1 | 17.4 × 12.5 |
厚み (cm) | 0.34 | 0.81 |
重量 (g) | 188g | 205g |
色味 | グラファイト(ダークグレー) | ブラック |
素材 | アルミニウム | マットな素材 |
光沢 | あり | なし |
形状 | 正方形 | 長方形(縦長) |
電源の位置 | 上側面(右利きの場合) | 下側面 |
処理速度 ※ 大きな違いなし | ◯ | ◯ |
ディスプレイサイズ(インチ) ※ 大きな違いなし | 7.0 | 6.8 |
明るさの最大値(体感) | 明るすぎるくらい、明るい | 十分、明るい |
色の暖かさの最大値 | 十分、温かい | 十分、暖かい |
片手持ち | ◎ | ◯ ~ ▲ |
手・腕への負担の少なさ | ◯ | ▲ |
手のフィット感 | ◎ | ◯ |
ページめくり | ◎ | ◯ ~ ▲ |
バッテリー持ち | ▲ | ◎ |
充電ケーブル | micro USB | USB-C |
定価 | ¥29,980~ | ¥14,980~ |
Kindle Oasis | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite シグニチャーエディション | |
---|---|---|---|
定価の最安値(税込) | ¥29,980 | ¥14,980 | ¥19,980 |
ディスプレイサイズ(インチ) | 7.0 | 6.8 | 6.8 |
解像度 (ppi) | 300 | 300 | 300 |
フロントライト LED 個数 | 25 | 17 | 17 |
充電ケーブル | micro USB | USB-C | USB-C |
防水機能 | ◯ | ◯ | ◯ |
色調調節ライト | ◯ | ◯ | ◯ |
明るさ自動調整機能 | ◯ | × | ◯ |
人間工学的デザイン | ◯ | × | × |
ページ送りボタン | ◯ | × | × |
カラー | グラファイト | ブラック | ブラック |
バッテリー持ち | ▲ | ◯ | ◯ |
結論、どっちが良いの?
Kindle Oasis も Kindle Paperwhite も、良し悪しがあります。だからこそ、自分が求める機能をより満たすような端末を選ぶと良いでしょう。
👇Kindle Oasis と Kindle Paperwhite、それぞれオススメな人をまとめました。
購入の参考にしてみてください!
- Kindle のヘビーユーザー
- 従来のページめくりにストレスを感じている方
- Kindle 端末を片手持ちしたい方
- 価格よりも使い勝手を優先したい方
- Kindle 端末に軽さを求めている方
- コスパ最強の Kindle 端末を探している方
- 価格とスペック、両方をいいとこ取りしたい方
- 普通に読書できれば十分という方
おわりに
コスパを選ぶなら Kindle Paperwhite、価格よりも使い勝手を最優先するなら Kindle Oasis を選ぶと、失敗しない気がします!
Kindle Oasis と Kindle Paperwhite、選択の悩みに終止符を打てたら嬉しいです。