今回の記事は次のような人におすすめ!
- 無印 Kindle の使用感が気になる方
- 無印 Kindle のリアルなメリット・デメリットを知りたい方
- Kindle Paperwhite や Kindle Oasis と悩んでいる方
本記事では、新型の無印 Kindle(第 10 世代)を使い続けて感じたメリット・デメリットを本音ベースで語りました。
無印 Kindle を購入する判断材料の 1 つになれば幸いです!
【本音】無印 Kindle のメリット
👇無印 Paperwhite のメリットは 3 つです
- 圧倒的な安さ!
- 手や腕への負担が少ない軽量サイズ
- 実用的な明るさが調整可能
それぞれ、解説していきます。
圧倒的な安さ
1番のポイントは Kindle 端末の中で、最も定価が安いことです。
モデル | 最安値(税込) | 無印 Kindle との差額 |
---|---|---|
無印 Kindle | ¥8,980 | ± 0 |
Kindle Paperwhite | ¥14,980 | + ¥6,000 |
Kindle Oasis | ¥29,980 ~ | + ¥21,000 |
Kindle Paperwhite の定価は約 ¥15,000、最上位モデルの Kindle Oasis の定価はなんと 約 ¥30,000 もします。
一方で、無印 Kindle の定価は ¥10,000 の大台を切っており、他モデルと比べてお手頃価格です。
低価格なのは嬉しいけど、性能は大丈夫なの…?
このような疑問を感じる方も多いはずです。
容量は 8GB と十分であり、活字メインの本は問題なく楽しめます。
気軽に Kindle を楽しみたい方に、ピッタリな端末と言えるでしょう。
とはいえ、低価格なため、他モデルと比べて残念なところも多くあります(詳細は後述)
腕や手の負担が少ないほどの軽量サイズ
旧モデルの第 7 世代と比べて、性能を維持しながらも、コンパクトになって軽量化されています。
第 7 世代 | 第 10 世代 | |
---|---|---|
横幅 (mm) | 119 | 110(サイズダウン) |
縦幅 (mm) | 169 | 160(サイズダウン) |
厚さ (mm) | 10.2 | 8.7(サイズダウン) |
また、ビックリするほど軽く、長時間の読書しても、疲れを感じませんでした。本当に驚きです!
厚さも薄いため、バッグなどで持ち運びしやすいサイズ感です。
Kindle Paperwhite と持ち比べると、より重さの違いを感じます。
片手持ちでも負担に感じないサイズ・重さは、無印 Kindle の強みと言えるでしょう!
実用的な明るさが調整可能
旧モデルの第 7 世代にはなかった、明るさ調整機能が搭載されています。
Kindle Paperwhite や Kindle Oasis と比べて、フロントライトの LED 個数は少なめですが、十分に実用的な明るさでした!
明るさ調整の機能があるだけで、より読みやすいディスプレイに変わります。暗い場所でも、読書しやすくなった無印 Kindle は大きな進化を遂げたと感じます。
明るさ調整の有無で、使い心地は天と地の差が生まれます。
新型の無印 Kindle は明るさ調整の機能を手に入れ、より使いやすくなったのです!
【本音】無印 Kindle のデメリット
👇無印 Kindle のデメリットは 6 つです。
- フラットベゼルが不採用
- 雑誌・マンガが読みにくい
- 内部処理のスピードが他モデルより遅い
- 色の暖かみは調整不可
- バッテリー持ちが微妙…
- 充電ケーブルが USB-C ではなく micro USB
順番に解説していきます。
フラットベゼルが不採用
無印 Kindle はフラットベゼルが不採用のため、ディスプレイ周辺に段差があります。
スマホやタブレットはもちろん、Kindle Paperwhite や Kindle Oasis はフラットベゼルのため、無印 Kindle には違和感を感じました。
機能面では問題ないのですが、デザイン面で個人的に美しいと感じなかったため、デメリットに入れています。
雑誌・マンガが読みにくい
Kindle Paperwhite や Kindle Oasis と比べて、圧倒的に雑誌・マンガといった画像メインの本が読みにくいです…。
なぜなら、ディスプレイは一回り小さく、解像度も荒いからです。
モデル | 無印 Kindle | Kindle Paperwhite 第 11 世代 | Kindle Oasis 第 10 世代 |
---|---|---|---|
ディスプレイのサイズ(インチ) | 6.0 | 6.8 | 7.0 |
解像度 (ppi) | 167 | 300 | 300 |
👇無印 Kindle と Kindle Paperwhite で比べてみると、活字はそこまで問題なかったものの、マンガの違和感は大きかったです。
イラストの魅力が伝わらないのは、読者として残念すぎますね…
内部処理のスピードが他モデルより遅い
他モデルと比べて、無印 Kindle は内部処理の性能が悪いです。
もともと Kindle 端末は全体的に動きがモッサリしていますが、無印 Kindle は “超モッサリ” すぎて、読書体験がやや残念でした。
活字など、ゆっくり読む本であれば大丈夫ですが、マンガなどスピーディーにページめくりする本は、読んでいてストレスを感じるでしょう。
色の暖かみは調整不可
Kindle Paperwhite や Kindle Oasis は色の暖かみを調整できますが、無印 Kindle はできません。
色の暖かみ調整は、目への負担を減らす大事な機能です。そのため、色の暖かみが調整不可なことは、無印 Kindle のデメリットと感じました。
私は PC・スマホ・タブレットなど全デバイスで、暖かみを調整しています。
そのため、無印 Kindle で暖かみを調整できないことに、デメリットを感じたのです。
バッテリー持ちが微妙…
👇バッテリー持ちに関して、公式ではこのように記載されています。
1 回の充電で数週間利用可能 (明るさ設定 13、ワイヤレス接続オフで 1 日 30 分使用した場合)。
Kindle | Amazon.co.jp
ライトの設定やワイヤレス接続の使用状況によって利用できる時間は異なります
しかし、実際に wifi オンの状態で 1 日 1 時間くらい使用していると、約 2 ~ 3 日くらいしか持ちませんでした。
モデル | バッテリー持ち 明るさ設定 13 で ワイヤレス接続オフで 1 日 30 分使用した場合 |
---|---|
無印 Kindle | 数週間 |
Kindle Paperwhite | 最大 10 週間 |
Kindle Oasis | 最大 6 週間 |
他モデルと比べても、充電頻度が多いため、習慣的に読書する方はストレスに感じるでしょう。
低価格な上に、コンパクト&軽量サイズのため、バッテリー持ちが悪い点は目を瞑るしかないですね…
充電ケーブルが USB-C ではなく micro USB
Kindle Paperwhite は充電ケーブルが USB-C であるのに対し、無印 Kindle は micro USB です。
個人的には、スマホや PC など USB-C ケーブルで統一されているため、「micro USB は使い勝手が悪いなぁ…」と感じています。
外出先で充電しようにも、micro USB だけ持っていないってことも、よくあるんですよね…
👇一旦、メリット・デメリットのまとめ
- 圧倒的な安さ!
- 手や腕への負担が少ない軽量サイズ
- 実用的な明るさが調整可能
- フラットベゼルが不採用
- 雑誌・マンガが読みにくい
- 内部処理のスピードが他モデルより遅い
- 色の暖かみは調整不可
- バッテリー持ちが微妙…
- 充電ケーブルが USB-C ではなく micro USB
無印 Kindle はこんな方にオススメ
- お試し価格で Kindle を楽しみたい方
- コスト最優先の方
- 活字の本ばかり読む方
お手頃価格で、活字メインの本を気軽に楽しむなら、無印 Kindle は良いでしょう。
しかし、他モデルと比べて、性能が見劣りする上に、読書体験も良いと断言できないため、コスパは微妙です。
むしろ、個人的には、良心的な価格でハイスペックな Kindle Paperwhite をオススメします。
おわりに
- 無印 Kindle はお手頃価格で手軽な電子書籍リーダー
- 価格が安い分、デメリットも目立つ
- 無印 Kindle よりも、コスパ最強な Kindle Paperwhite がオススメ
無印 Kindle の購入を悩んでいる方の参考になれば幸いです!